今回はファミコンと違って、
今となってはかなりマニアックな懐ゲーハード、
セガの初代コンシューマ機のコントローラを作ります。
初代セガのマシンとは...
SG-1000
SG-1000II
SC-3000
SEGA Mk-III
SEGA MasterSystem
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まだ互換機とかありますが...
基本的にマスターシステム以前のセガハードです。
まず、メガドラのノーマル3ボタンコントローラを上記各機種に繋いでみると...
MasterSystemでは問題無く動作しました...が、
SG-1000IIでは何故か[→]が押しっぱなし状態...(@@;)
ちなみに連射機能付きのコントローラをMasterSystemに繋ぐと、
連射機能もバッチリ動作しました...が、
SG-1000IIではやはり[→]押しっぱなし状態。(@@;)
そんな訳で初代セガハード全対応のコントローラを製作しましょう!!
今回製作するコントローラは全て完全互換となっていますので、
一つ作れば上記のどの機種でも使えます。
まずは自分の操作しやすいコントローラを用意しましょう。
十字キーとボタンが2つ以上のコントローラがあればOKです。
連射機能?...そんなんわかりません...おいときましょう。(ーoー;)
※注意※
ファミコン(純正)のコントローラは、
基板パターンが特殊な為そのままジャンパーしても動きません。(ーoー;)
基板のパターンカットが必要だったりします。
(情報提供:米本電音研究所 米本さん)
という訳で初心者にはメガドラ系のコントローラ推奨。(^^ゞ
あとはセガ系コントローラのコネクタを用意。
↑こんなの。
秋葉原や日本橋の電子部品屋さんで売ってる、
D-sub9ピンコネクタでも代用出来ます。
この時代のコントローラは開けてビックリ(@@;)
構造も単純明快簡単です。
全てのキーがそのまま配線されてるだけ!!
もぅ簡単ですね。
コントローラは上下左右の十字キーとボタン2つの簡素な構成だし、
ハンダ付けが出来る方なら簡単に出来ちゃいます!
今回はメガドライブ用のパッドを初代セガ用にしてみました。
最近のコントローラは、
ゲーム機本体から電源を供給されてて、
必ずと言っていい程ICチップが搭載されています。
まずはそんな余計な部品を外していきましょう。
抵抗とかも全部、綺麗さっぱり外しました。
抵抗はニッパーで足をもぎ切り、
ICチップはハンダ吸い取り線で撤去。
あとは十字キーの↑↓←→とボタン1と2、GNDの、
計7本の線を配線するだけです。
配線はこのようになってます。
↑の配線を参考にして、
それぞれ基板上のキーに配線してくだけです。
基板上のパターンをちゃんと追って行って、
基板裏面の対象となる位置にハンダ付けします。
配線するとこんな感じ。
ケーブルはメガドラ用のをそのまま使った為、
線が2本余りました。(^^ゞ
これさえわかればジョイスティックなども接続可能ですね。
本体もですがコントローラも入手困難だし、
当時のコントローラはだいぶヘタってたりすると思うので、
簡単お手軽に出来る有効的な改造では無いでしょうか?
奥からSG1000-II、MARK-III、MasterSystemの純正PADです。
尚、修理に失敗して壊れたり、怪我したりとか...
当方では一切責任を負えませんので、
怪我には充分注意し、完全自己責任で実行して下さい。