筐体導入記→STAGE00 -夢と現実- 190926


STAGE 00
 -夢と現実-
序章的なね...これに共感しくれたあなたとは気が合います。


ゲーセンに並ぶアーケード筐体、部屋に置きたくね?

出会ったのは幼稚園だか小学校1年だか...
プレハブの薄暗い中で、
ブラウン管の明かりと電子音が鳴り響く、
当時で言うインベーダーハウス。

その頃はテーブル筐体と呼ばれ、
喫茶店のテーブルとしても使われている。

その後は駄菓子屋に並ぶ、
立ってプレイするスタイルのいわゆる駄菓子屋筐体。
オレンジ色が多かったのは何故だろうか。

そしてゲームセンターが明るくなって、
アミューズメントパークとか呼ばれるようになり、
OLがテトリスをプレイしている光景とか、
高校生の自分には眩しかったな。

そのアミューズメントパークに並んでいたのが、
アップライト筐体。

FAMICOMANIAというサイト名からして、
コンシューマ機メインのサイトなんだけんども、
ファミコンに心奪われた(正確には心打たれた)のは、
ゲーセンからの移植作品だった。
代表的なのはゼビウス。
自宅で100円(または50円)入れないで、
好きなだけプレイ出来ると。

幼少期に通ったアーケードゲームが根底にはある。

ゲーセンに並ぶアーケード筐体、部屋に置きたい。

って昔っから思ってる。

大人になった今、
SNSで自宅にアーケード筐体を並べてる方々を見る。

こんなん憧れる...と思ったが...
どこか心の片隅で「自分には無理(無縁)な話」となってる。

2016年...カラーボックスを利用して、
駄菓子屋筐体っぽいのを作る。



もぅこんなんで満足してた...
縦画面なだけで満足度高し。
実は安定してなくてエキサイトなプレイすると、
壊れそうなほどグラグラ揺れる。
これでも縦画面でプレイするアーケードは最高なのです。

2018年...友達MTRがゲームセンターを経営する。
他にもアーケード筐体を導入したいと相談を受けいろいろ調べる。
※そりゃアーケード筐体に関わる事が出来るだけで嬉しいので。

内地からここ沖縄に筐体を搬送するとなると、
送料がとんでもない!という事が判明。

軽く10万円以上...
それ以前にあまり受け付けてもらえないらしい...。

沖縄のゲームセンター...
どうやって導入してんだよ...???

東京や大阪で格安でアーケード筐体が買えたとしても、
ここに持って来るのに10万円以上かかるとか...
仮に無料でもらえたとしても最低でも10万円以上...
沖縄でアーケード筐体を入手するのは、
かなりハードルの高い事だとわかる。

ゲーム機器のリース会社などに問い合わせるも、
やはり中古筐体の扱いは無い。

しかも今はプライズ機などが主流で、
ビデオゲーム筐体は殆ど無いらしい。

沖縄県内でアーケード筐体を入手するなんて、
もぅほぼほぼ不可能じゃね?

と、諦めモードで刻は過ぎていく...

2019年...沖縄のマニア友達NKMTさんから、
とんでもない情報が入る。

26年続いていた那覇の老舗ゲーセン...
ゲームインナハIIが閉店する。
そこでアーケード筐体を、
格安で引き取ってくれる方を探していると。

ゲーセンを経営してる友達MTRに即連絡。
情報料として、後々自分の家に置けたら置きたいので、
自分の分もまとめてそのゲーセンに置かせてくれと。



ゲームインナハIIの閉店後の撤去作業を手伝いながら、



友達MTRと一緒に、
まとめて5台のアーケード筐体を引き取る。



ニューアストロシティ × 2台
ブラストシティ × 3台

トラック用意したり搬送とか結構大変でした。



でも沖縄...友達の友達とか辿っていくと、
どんな業種でもほぼほぼ辿り着く。

その他、コンパネやJAMMAハーネスやパネルやら、
一般的には入手困難ないろいろなアイテムなど、
たくさん引き取らせて頂きました。

この時点で、自分の家には無いけど、
「アーケード筐体を所有している。」
という事実だけで幸せ。

自宅に運びたいけど...
自分の部屋は12畳の寝室メインの部屋の片隅の四畳半ほど。

更にこの家は売却されるとかもしれないとか...

まぁ、アーケード筐体が部屋にある生活は、
まだまだ遠いな...と...この頃は思っていた。


ゲームインナハIIありがとうございました。
関係者の皆様ありがとうございました。


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