MVSマザーボードとは、NEOGEOのアーケードの本体の事。
※MVS = MULTI VIDEO SYSTEMです。
1990年に発売されて駄菓子屋でよく見かけたNEOGEOの筐体。
その頃〜NEOGEO全盛期は全くアーケードに目を向けておらず、
自分はNEOGEOを全く通らずに育ってしまいました。
餓狼伝説やサムライスピリッツなど有名ですが、
初めてプレイしたのは、
ファミコン版のパチモノの、
餓狼伝説やサムライスピリッツでした;;;
なので完っ全にNEOGEO初心者...
どころかNEOGEO未経験者なのです。
自宅ゲーセンNEOGEOマニアKJRS先生から、
色々とレクチャーを受け、
現在ここには家庭用NEOGEOも鎮座しております。
※それ要返却だからな。
そして自宅ゲーセンNEOGEOマニアKJRS先生から、
MVS用カートリッジ数タイトルをお借りしたのですが、
何本か音がおかしかったりバグったり、変なのがあったので、
カセットの故障かと思いきや...
このMVSマザーボード...MV-1という最初期のモノで、
2002年以降のタイトルはまともに動かないとか...。
という訳で悩みに悩んで...ポチりました。
自宅ゲーセンNEOGEOマニアKJRS先生オススメのMV-1Aを。
後期の小型になったMVSマザーボードで、
これで動かないMVSカートリッジは無いらしい。優等生。

こちらが筐体に入ってた最初期のMVSマザーボード【MV-1】
大きいです。

こちらが新たに購入した後期MVSマザーボード【MV-1A】
MV-1の半分以下の大きさ。

並べたらこんな感じ。
これでNEOGEOのカートリッジは全て遊べるようになりました。
が、が、が...
難易度やらなんやら設定を変更しても、
電源を切ると、またデフォルト(初期設定)に戻ってしまう。
バッテリーバックアップのバッテリー切れみたい。
早速分解!! まずはMV-1Aのカバーを外します。

1995年6月19日に作られたって事かな???
1995年は間違いない...なんと25年も前のモノなのですね。
そりゃ電池切れるでしょ。

このボタン電池を交換します。
※だいぶ劣化してるのがわかりますね〜...
ちゃんとBACK UP AREAって書いてあります。
この電池を交換しますが、電池交換可能にする為、

こちらの電池ホルダーを取り付けます。
※ファミカセのバックアップ電池にも利用可能!!
1Packで購入したのでだいぶ余ってます。
欲しい方いたら差し上げます。

この電池を外してこのホルダーを付けます。
元々はCR2430が装着されてますが、
CR2032でも大丈夫そうなのでそれで。
※ホルダーはCR2032/2025/2016用です。
そして裏返すと...

なんすかこの保護シートカバーみたいなの。
常に電圧かかってるからショートしないようにかな?

ひっぺがしました。

糊とか色々劣化してるから面倒な。

面倒臭いけど根気よくなんとか綺麗に。

そしてハンダを剥がすのはこの2ヶ所。
かなり山盛りだったので、
はんだシュッ太郎+はんだ除去線でなんとかハンダ除去。

綺麗に外せました。

足幅ちょこっと広げただけですんなり入りました。
※+と−を間違えないように注意!!
後は裏返してハンダ付けするだけ。

ハンダ付けが無事完了したら...
どの家にもその辺に転がってる(?)CR2032をセットします。

バッチリです♪
BACK UP AREAが一新されました♪
では早速、メタルスラッグ2のカートリッジを挿して、

基板側面にあるディップスイッチの1番をONにして、
(もちろんJAMMAコネクタ繋いで)電源を入れます♪

まずはカレンダーの設定。

そしたらソフトディップ設定へ

とりあえずテキトーに弄ります。
じきすう(自機数)って99人まで増やせるとは...
「ち ひょうじ」って何かと思ったら、
「血 表示」でした...ONにすると血しぶきが。
レベル表示をONにすればタイトルで難易度が表示されます。

ディップスイッチの1をOFFにすればこの設定でゲーム起動。

タイトル画面にLEVEL-4が表示されてます。
遊んでみて設定通りであれば、電源OFF...
寝て一夜明けてから確認して、
設定が変わってなければ電池交換成功です♪
起動してタイトル画面出たらすぐ確認出来るので、
レベル表示をONにするのがオススメです♪
当記事を参考に作業して起きた、
破損やケガ及びトラブルに関しては、
当サイトは一切責任を負いません。
くれぐれもケガに注意をして作業を行って下さい。
メーカーサポート対象外になる等のリスクもふまえて、
完全自己責任において行って下さい。
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こんな感じで調子にのって、
ティンクルスタースプライツ...ポチっちゃった♪
早く届かないかな〜
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