Hardz-Public Side-→Disk System

Disk System
ディスクシステム

ファミコンの拡張機器...ディスクシステム。
ディスクの書き換えが可能で非常に画期的だった。


ファミコンの歴史をより深くしたこのディスクシステムは、
任天堂より1986年に定価15,000円で発売され大ヒット。

同時発売されたディスクのソフトは、
ベースボール、テニス、ゴルフ、サッカー、麻雀、スーパーマリオ
の6本+ディスクオリジナルの“ゼルダの伝説”でした。

ディスク1枚あれば、500円でゲームが書き換えられ、
おこづかいで新作ゲームが手に入りました。

ショップの店頭からディスクライターが消えても、
任天堂サービスセンターで書き換え可能。
任天堂サービスセンターでの書き換えサービスは、
2003年9月3日に書き換えサービスは完全終了...残念。

ファミコン本体とは付属のRAMアダプタで接続します。

容量の小さいタイトルであれば片面で済むので、
ディスク1枚に2タイトルを収録するのも可能。

ただ、ゲーム中突然のロードや、
そのロード時間の長さで多少ストレス感は感じました...。

ディスクは当時下火になりつつあったクイックディスクを、
任天堂独自のディスク形状で使用。
当時の市場ではすぐに消え去ったメディア、
クイックディスクを使用すると共に、
独自形状にしたのは、完全なるコピー対策である。
しかし、外部拡張を使用したこのディスクシステムは、
ファミコンの解析を容易にしてしまう…。

任天堂非公認のメーカーから、
アダルトソフトが発売されたり...。
(所詮ファミコンだけどさ…。)

メディアはクイックディスクをほんの少し加工すれば、
ディスク To ディスクのコピーも簡単。
このコピー技術が広まり、
下火になっていたクイックディスクが市場に復活したかどうかは謎...。


左から、
任天堂イベント用青色ディスク
通常の任天堂黄色ディスク
任天堂非公認(海賊版)ディスク
クイックディスク+金具のディスク
ハッカーインターナショナル(任天堂非公認メーカー)製ディスク
...こんなに存在してます。

また、発売当時には、


こんな企画も。
今でこそネットワークも一般化していますがこの時代にこの企画は凄い。
(後に株や馬券購入で通信も可能になります。)

今でも充分に遊べて画期的なディスクシステム。
ファミコンにとっては欠かせない存在だと思います。

※パソコンに接続してディスクを読み書き出来る夢のマシン、
 QDCの製作記事をアップしました。


Hardz-Public Side-→Disk System