Hardz-Reconstraction-→ファミコン拡張端子 スーファミコントローラ接続BOXの製作

ファミコン拡張端子
スーファミコントローラ接続BOXの製作

なんとも解り辛いタイトルですが...簡単なモノです。
ファミコン前面に装備されている端子に、
スーファミの周辺機器を繋げて使用可能にする夢の箱です!!(^^ゞ

今やファミコン用のジョイスティックとか、
周辺機器は入手困難な上ちょい高め。
そんなに種類も無いし。

だったら種類も豊富で値段的にも好都合な、
スーファミのコントローラ類を使用すれば...
という安直な考えからです。(^^;

スーファミ用HORI製ファイティングスティック
が気に行っているので、
それをファミコン用に改造しようかなと...
そんな感じで調べてみたんだけど...

スーファミはファミコンの後継機種だというのが、
非常に良くわかりました。
ファミコンの互換性をも考えていたと思われます。
当時はスーファミでファミコンが遊べる、
ファミコンアダプタまで発売予定になってたからねぇ...

で、早速製作にとりかかったのですが...
必要な部品が計算違いでした...(×o×;)
ファミコンの拡張端子は形状こそD-Sub15ピンなんだけど...
通常のD-Sub15ピン(オス)を挿そうとすると...
長さが足りなくて接続不可能という...orz

...という訳で、
ファミコンの拡張端子に接続する、
周辺機器(のコネクタ)が必要になります。(ーー;)
壊れたHORIコマンダーとか、
ハドソンスティックとかジョイボールとか...
その辺のケーブルを流用するしかないさそうです。(ーー;)

それかD-Sub15ピン(オス)コネクタを分解して、
改造(自作)するか...不可能では無いと思うけど...。

自分は転がってたHORIコマンダーを流用しました。
でもまだまだ現役で使えるモノだったので、
それも活かそうというセコさから、
ケーブル差し換えにより使用可能な改造も施してあります。

という事情により改造は1ステップ多くなってます。
ご了承下さい。

あと、スーファミコントローラ端子のメスのコネクタが必要です。
これは壊れた本体から取ったりしても良いですが、
ハドソンのマルチタップとか比較的安価で入手出来るので、
それを分解して流用する方がオススメです。(^^ゞ

あとはリード線。
5色あるとわかりやすいです。

ファミコンとスーファミの、
コネクタのピンアサインさえ理解しちゃえば、
簡単にハンダ付けすれば出来ちゃいます。


スーファミコントローラピンアサイン


ファミコン拡張端子ピンアサイン
(※コントローラ使用部分のみ)

ちょっと細かい(難しい?)余談になりますが、
ファミコンのコントローラは4021というICを1基、
スーファミのコントローラは4021を2基使っています。
このICがコントローラの信号を送信しているのですが、
スーファミの信号はファミコンの信号に+して、
XARLの4つのボタンの信号が増えてるんですね。(なるほど納得。)

とりあえずあまり深く考えず、
両コネクタにリード線で接続するだけで簡単に出来ちゃいます。

この改造ではスーファミコントローラは、
十字キー、セレクト、スタートはそのまま、
AボタンはスーファミコントローラのBボタン
BボタンはスーファミコントローラのYボタンに対応します。
え? A→BでB→Y? と思った方は、
ファミコンとスーファミのコントローラを見比べて下さい。
自分的にはバッチリな配置だと思います。(^^ゞ
もし、他ボタンに割り当てたい場合は4021の接続箇所を変更すれば可能です。
(リクエストがあれば記事UPしますが...今回は割愛...。)

今回はAボタン→Bボタン
Bボタン→Yボタンで作ります。(^^ゞ

単純に両コネクタにリード線をハンダ付けするだけです。


ホント、単純に書くとこうなりますね。
ただ、自分の場合はファミコンコネクタケーブルを流用した、
HORIコマンダーも活かすべく、
中間に更にD-Sub15ピン端子を設けてあります。


ファミコン周辺機器のD-Sub15ピンコネクタ(オス)は、
通常のD-Sub15ピンコネクタ(メス)には接続可能な訳ですから、
結果的に延長ケーブルとしても使用可能。(^^ゞ


組み上がってそのままだと、
ハンダ部分が外れたりして断線すると思うので、
ケースに収めました。


穴空け作業が面倒ですけど...。
この方がカッコイイと思うし。

これで完成です。
簡単です...オススメです。

〜[+ oo]\(^^)/(+ 88)〜


でも一つ問題が...
拡張端子に対応してないタイトルがあるという事...

という訳で次回はファミコン基板上のコントローラ端子から、
直でスーファミコントローラ端子に変換しようと思います。

最後に...
前回、SEGA SG系 JOYPADの製作をアップしましたが、
コントローラの信号転送方式に技術の差(時代の差?)を感じました。
ファミコンは現行の機種と変わらない信号転送で、
当時から完成された凄いハードだったんだなと。


尚、修理に失敗して壊れたり、怪我したりとか...
当方では一切責任を負えませんので、
怪我には充分注意し、完全自己責任で実行して下さい。


Hardz-Reconstraction-→ファミコン拡張端子 スーファミコントローラ接続BOXの製作