ふと、メガドラのパチモノを起動確認しようと、
これまでメガドラパチモノならお任せあれ的存在だったGENESIS3だが、
なんとっ!!!!!!!!!!!!!!
こんな画面で起動しないカセットが...初の事態です。
何の操作をしようがこの画面から全く進まないので、
Twitterで投稿してみたら...
マニアな方々から速攻レス...いつも本当にありがたき!!
リージョンコードアンマッチング
このGENESIS3は、
純正(?)メガドラ及びメガドラ2で起動しないパチモノが、
起動するって事で購入したので...リージョンフリーだと思ってた。
メガドラ系最強ハードと勝手に思っていたのだが...その説崩れたり。
ちなみに↑画面で起動しないカセットは↓こちら。
ロックマン・メガワールド...
なぜか帯的な所にGAME GEARって書いてあるけど気にしない。
“GENESIS3 リージョンコード”とググると、
上位にこのサイト内のこのページが引っかかる。www
Genesis3
海外版メガドライブ。
リージョンコード対策で購入。(^^;)
って書いてるし...
純正メガドラ、メガドラ2で起動しないこれとかこれの為に買った記憶。
そんな訳でここで更にリージョンコードにひっかかってしまったので、
皆様の速攻回答であったリージョンコードアンマッチ打開として、
リージョンコード切り替えスイッチを増設しました。
参考画像 | 部品 | 個数 | 備考 |
![]() |
スライドスイッチ (3P) |
1 |
スライドスイッチじゃなくても可。 3Pのスイッチならなんでも。 |
![]() |
リード線 | 3 | 3色用意すると解り易い。 |
スイッチは3Pであればトグルスイッチでも何でもOKです。
GENESIS3本体に埋め込む(というか取り付ける)ので各自のセンスで。
では、まずは本体をバラします。
本体を裏返して4ヶ所のビスを外します。
裏のステッカー...シリアルNoとか...
このGENESIS3ってのはSEGAではないSEGA承認のライセンス商品で、
MAJESCOから98年にアメリカだけで発売された、
メキシコ製のハードらしい。(どーでも良いか。)
ビスを外したら本体の上半分と下半分をパッカーンと。
完全防御してるこのシールド板的なのも外します。
こうなりますね!!
ぇ?
え?
なってない?
基盤右上の印刷を確認して下さい...VA1の基盤の場合は...
ここを参考にしてみて下さい。
自分のがVA2の基盤だったので...ネット上でも資料が少なく...
凄ぇ苦労しました...
で、このVA2基盤だと...この辺。
この辺をズーム。
更にズームして...
この2ヶ所にある小さな小さなチップ抵抗(?)を除去します。
除去したチップ。ボールペンの先にあるコレね...ホントに小さいです。
大きさ2mmくらいですかね...ハンダの塊と区別がつかない...。
2ヶ所から丁寧に慎重に頑張って取り除いて下さい。
完全に除去出来たところでハンダとハンダがブリッジしてないか...要確認。
そしてこの細かい所へのリード線ハンダ付けとなります。
単純にこんな回路図になります。
基盤側...ハンダブリッジしないように注意です。
そしてスイッチ側にハンダですが...
自分は3Pスライドスイッチを内臓する為、
本体左側(アダプタ等繋げる側)に
こんな感じで開口。
こんな感じで3Pスライドスイッチを固定しました。
全体的にこんな感じになります。
リード線を噛まないようにシールド板を取り付けて、
元通りに組んだら完成です。
起動しなかったカセットが切り替えによりちゃんと起動!!
無事にリージョンフリー化しましたが、
SEGA承認のハードなのにちゃんと起動しないタイトルがあったり、
互換性の問題が出てくる辺り、結局互換機なのかなと。
とはいえコンパクトだしまだまだ使いたいハードなので、
これはこれと割り切るしかないかな。
次回、このハードはステレオ化(何故に後発でモノラル出力??)と、
出来たらS端子出力化かな...そして結局は純正メガドラ、メガドラ2を、
リージョンコード切り替えと高音質化に改造...ってのが...ねぇ。
このGENESIS3に話を戻すと、コンパクトになって凄く良いのに、
アダプターと映像・音声出力ケーブルが本体左側から出てるのが凄く残念。
コンパクトなのに複数のハード並べた時、左側のこのケーブル類が邪魔。
単体で見た時にはカッコ良いって思ったけどね。
ぁ、今回のこの改造、回路とか単純で物凄く簡単な改造ですが、
ハンダ付けする箇所が非常に細かくて小さくて...
中級クラス以上のハンダ付けの腕前は
必要かなと思います。
最初に書けよって感じですねすいません。
それではまた♪
2017・03・14 Written By KUBOKEN
尚、修理に失敗して壊れたり、怪我したりとか...
当方では一切責任を負えませんので、
怪我には充分注意し、完全自己責任で実行して下さい。