【はじめに...】
舛添要一...
政治資金使途の公私混同報道により批判が続き、
2016年6月21日に東京都知事を辞職。
TV番組でもかなり取り上げられた事により、
このファミコンソフトの知名度がイッキに上がりました。
そんなにレアなカセットじゃないのに、
とんでもないプレミア価格になるという珍事。
そんなタイトルを1999年にこんな風に記事にしていた自分。
(1999年は舛添要一がまだ政治家になる前です。)
なんともいぇねぇなぁ...何だろ...この気持ち...
という感じで変に特別な感じがしちゃうこのソフト。
世間ではクソゲーとして広まったけど、
そこまでクソゲーでもないと思う。
そんな時代の流れをふまえつつ、
ほぼ当時のままの記事で残します。
いきなりのタイトルからしてなんじゃこりゃ?
と、一見バカゲーorクソゲーに思われるが、
内容はかなりしっかりしている。
バブル全盛期に発売された事もあって、
ちょっと現在では通用しない感じもあるけど、
立派なビジネスマンサクセスストリーになってる
コマンド選択式のオーソドックスなアドベンチャー。
途中選択を誤ってのゲームオーバーは無く、
ストーリーはスムーズに流れるし、
コマンド総当たりでクリアは楽勝。
だが決して紙芝居的では無く、
現在の惰性で働いている若いビジネスマンに、
是非ともプレイして頂きたい内容である。
ファミコンでは数少ない16bitの文字を使っていて、
漢字で表示されるメッセージは読みやすく、
初めて画面を見た時にちょっと感動した(驚いた)部分。
グラフィックもかなり細かく綺麗に描き込まれて、
手抜き感は全くなく、ちゃんと作り込まれている。
ゲーム内容はストーリーは4章にわかれており、
各章の合間にはビジネスマンクイズが用意されている。
これはかなり難易度が高い...と感じた。
(職種が違うからなぁ...どうにも...な感じでした。)
結果はクリア後に舛添 要一がコメントしてくれる。
ストーリー | |
大手町にあるココナッツ商事では | |
![]() |
計画を実行する主人公、藤沢和人をふくむ若林会長派。 |
![]() |
そして、計画を阻止しようとする菅原社長派。 |
その計画は藤沢の上司、 |
で、舛添 要一は一体どう関係してくるのかというと、
何の変哲も無いトコロで出てきて、
別にいなくてもいいようにも感じたが、
ゲームとして重要な情報を提供してくれたりするので、
ゲームとしては必要不可欠な人物だったりする。
TVに出演したりして有名な舛添 要一そのままで出てくるので、
ゲーム中ではホントにフツーのビジネスマンとして、
プレイヤーは存在している感じ。
コマンド選択時のシステムが簡易すぎて、
最初はちょっと慣れが必要と感じたが、
プレイに支障を与える程のものでは無いので問題は無いかな。
(前述したけど)文章はの文字は16bitで漢字が使われている。
非常に読みやすく、ファミコンとは思えない。
総合的に完成度は高く、かなりの良作だと思う。
タイトルからしてなかなかプレイしようと思わないけど、
実は内容はしっかりしている。
自分的にはそのギャップが良かったのかも。