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Super UFO PRO 8.5j (32MB)
スーパーファミコン用マジコン

自分が初めて手にしバックアップ機(通称マジコン)です。
スーパーファミコン本体と接続し、
スーパーファミコンのROMカセットをそのまま3.5インチのフロッピーに落とせます。
今でこそ容易になったROMカセットの吸い出しだけど、
当時はとてつもないハードルの高さだった。
それがこの1台でいとも簡単に吸い出せるとか...当時は自分にとって神マシンでした。

このモデルは32MBまでのカセットが落とせます...増設も出来るらしいですが、謎です。
フロッピーに落としたらROMカセットは箱にしまって大切に保管。
遊ぶ時はフロッピーを読み込ませれば良いのです。


フロッピーの挿入が右側面で、
ちょい使いづらい・・・のでスーファミ本体の電源スイッチを増設。
横向きにして使ってました。

もちろん、バッテリーバックアップ(SRAM)もディスクに保存されます。
何よりゲーム中、通常セーブ出来ない場面でのその場保存も可能。
保存した場所から再開出来るという“レジューム機能”もあって、
これはかなり便利でした。セーブ機能が無いゲームとか、
シューティングでボス寸前から始められたりとか。

他にも画像保存機能やチート(ゲーム改造...残機255機とかレベル99とか・・・。)も可能。
SRAM、DRAMメモリダンプ機能でキャラ書き換えやセーブデータ書き換え。
“.mag”、“.bmp”画の像ファイルもスーパーファミコンで表示させる事も可能。


フロッピーは通常(?)の1.44MB(2HD)でもフォーマット出来ます。
そうっ!! PCでも読み込ませる事が出来るのですっ!!
もちろんエミュレータにも使用可能。
(エミュレータによってはファイル変換が必要。)
で、バックアップしたファイルをCD-Rで焼いちゃえば、
オリジナルSFC ROMコレクションの出来上がりっ!!

ちなみにドラクエ6をフロッピー(1.44MB)に落とすと4枚になります。
ドラクエ6は32MBじゃないの?...ってなりますが、
スーパーファミコンやファミコンでいうM(メガ)はメガビットなんです。
1Mbit=128Kbyte だから、32MegaBitは約4MByteになります。
フロッピー1枚に8MBit分が記録出来るので4枚に収まります。
初期の頃のタイトルは4MBが多かったので1枚のフロッピーに2タイトル入ります。


UFOは初心者(?)でも解りやすいGUIで、操作方法は簡単。
日本語表示が選べるのはポイント高い。(他にはEnglishと中国語。)
BGMも心地よく、操作してて楽しいです。
ただ、コントローラのBボタンが「決定」になっています。
(↑よくある海外仕様。)


UFO本体内部には、DSPチップを入れられる様になってます。
これでDSPチップが必要なタイトルも動くようになるらしい...。
(自分はやってないんで良く解りません...。)

これでCD-ROMドライブが接続可能になれば完璧です...。
未だにCD-ROMドライブ発売されませんねぇ...待ってんだけど...。
(もぅ出ないよなぁ。...飛び越えてSDカード仕様が出ちゃったよ。)


ビデオプリンターでラベル作成してみました。イイ感じです。
鶴見さんのアイディア。)


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