Hardz-Reconstraction-→USBアーケードコントローラの製作

USBアーケードコントローラの製作
ゼロ遅延USBエンコーダに載せ替え

ゼロ遅延USBエンコーダという存在を知り、
困っていたのでちょいと使ってみました。

なんと!!基板載せ替えなのにハンダ付け不要!!

こんな事が今まであったでしょうか!?

事のはじまりは...ラズベリーパイ...
(ラズベリーパイに関しては後ほど覚え書き含めて記事にしようと思ってます。)
Linuxベースの小型のコンピュータで、
これがレトロゲームエミュレータマシンとして使えるのである。
※エミュレータなので取り扱いには充分な知識と注意が必要です。

このラズベリーパイのセットアップを良く依頼されるのだが、
今回はジョイスティックを使用したいとの事で、
それならばアーケードコントローラ系を繋いでみよう!!と。

PS3用のリアルアーケードプロ(中古)を入手。
ワイヤレス(Bluetoothじゃないやつ)の小型キーボードも入手。


役者は揃った。

早速セットアップ...あれ...あれれ...(@o@;)

最初のコントローラの設定ではちゃんと認識して、
メニュー画面その他はちゃんと動いていたが...

肝心のゲームではレバーは全く認識せず(自機が動かない)
ボタンは1部しか認識してない...。(ー_ー;)

ゲームをやめてメニュー画面に戻ると、
コントローラ誤作動...思った通りに操作出来ない状態。

PS3用の純正コントローラではちゃんと動くのに、
アーケードコントローラになると動かないの何故???
しかも起動直後のメニュー画面その他ではちゃんと動くのに...
色々調べたけど原因わからず...q(ーoー)p
おそらく純正とチップセットが違ってて...とからしい。

SNSに投稿すると...
Brookゼロ遅延USBエンコーダなるのものの情報が!!

早速ゼロ遅延USBエンコーダをポチり♪


開封〜リード線、USBケーブルなど全て同梱。


基板小っさ!!
マニュアルもわっかりやすい...単純にジャンパー配線すれば良し。

+5vの赤コネクタはなんぞや...?
なるほど、レバーやボタンをLEDで光らせる事が可能なのね。
(後で自分用のを作る時に活用してみる。)


早速PS3用リアルアーケードプロを分解♪
裏返して底面の鉄板のビス(6本)を外します。


このシールの下にもビスがあるので忘れずに...
このシール剥がした時点でNoサポートになります。


パカーンと開いて中身拝見。
スティックレバー、各ボタンに接続されてるコネクタを、
全て抜きます。


全部抜いたら手前の基板(ビス×4本)も外しちゃいます。
ゼロ遅延USBエンコーダをどこに設置しようか迷ったけど、
結局、元の基板の位置に取り付けました。
ビス×1本でとめてるのでちょいと不安ですが...まぁ大丈夫じゃないかと。


あとは付属のリード線(コネクタ)をジャンパーしていくだけです。

スティックレバーの5ピンコネクタは、


このピンがGNDになってるので、


基板側のGNDと合わせて接続します。
上の方の細長い基板の部分は使わないので、
コネクタ(+ケーブル)をぐるぐる巻きにしときました。


各ボタンと基板をリード線で繋いでいきます。
このアケコンにはSELECTボタンが無いので、
L1ボタンを赤ボタンに入れ替えて、
これをSELECTボタンに設定する事にしました。
USBケーブルも抜け防止対策して接続。

底面の鉄板を元に戻して完成です♪


ラズベリーパイに繋いで設定して見事正常動作しました♪
PCでも使えるらしいので、自分用のを作ったら確認してみます。
ひとまず今回の依頼の件はこれにて解決!!
ホントにハンダ付け不要で汎用のUSBアケコンが出来ました♪

ゼロ遅延USBエンコーダはオススメアイテムかも!!

安いし複数個ポチろうと思います。(^o^)/

尚、修理に失敗して壊れたり、怪我したりとか...
当方では一切責任を負えませんので、
怪我には充分注意し、完全自己責任で実行して下さい。


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