筐体導入記→STAGE37 -CPS2電池レス化 CPicS2編- 211017


STAGE 37
 -CPS2電池レス化 CPicS2編-
レス化やりきった感あるけどCPicS2でレス化してみた!!


前回のまとめで、
ほぼ全てやったので総まとめ延長戦!!
とか言ってます
が...

まだ残ってましたです...CPS2基板...

今までのマザー+サブボード...ではなく、



CPS2 ハイパーストリートファイターII
こちら...1枚基板の単体になります。

Infinikeyでもレス化出来なくはないが、

あまりオススメはしない。

理由はわがらないけどそういう事らしいので...

電脳のツボの中の人、
のすけ様作のCPicS2で電池レス化します。



BEEPさんこちらとか、BOOTHさんこちらとか、
Yahoo!ショッピングここでも売ってます。

AタイプとBタイプがあるので、
購入の際は注意すべし!!

ちなみにこの1枚基板はTYPE-Bになります。

前回まで解説してたInfinikeyは、

中級程度のハンダ付けレベル必須。


ほぼそれだけが条件。

こちらのCPicS2はハンダ付けに加えて、

PIC(IC)にプログラムを書き込む。


という高いハードルがあります。

両方触ってみた自分の意見としては、
基板が5、6か7ならばCPicS2 (TYPE-B)の方が断然良い!!
それ以外の基板だとInfinikeyの方が良いかも。
※どちらもメリットデメリット向き不向きあるので自己選択で

CPicS2の取付説明書は懇切丁寧に書かれていて、
ここで購入前にも見れますので、
取付出来るかどうか自己判断出来ると思います。
※素晴らしい程に懇切丁寧に書かれた説明書はわかりやすいです。
※PICに書き込むとか実際にそんなに難しくはないです。
※書き込むkey(コード)などを理解出来るかどうか...
※大人の事情でこの辺細かく説明出来ないみたい。


CPicS2(TYPE-B)って、

基板にハンダ付け不要なの最高過ぎ。


では、早速とりかかりまー



CPicS2(本体?)は簡単なハンダ付けで完成します。
※ハンダ付けはこれだけ...以降ハンダこてとか使いません。
※説明書に導通チェック箇所が載っているので確認しましょう。


そしたらCPicS2のメインとも言える、
PICに書き込むプログラムを作成します。
※ここで躓いたり諦める人多そう...。

1.ここからcpics2_gen.zipをダウンロード
  ↓
2.任意の場所に解凍。
  ↓
3.CPS2 Desuiciderのソースコードを参照して、
 適合するキー情報をコピー
 ※0xで始まる16進数をカンマ区切りで20個並べた型式
 ※大人の事情で...この部分が一番難易度高いかも。
 ※数々のADVゲームをクリアしてきたあなたなら出来るはず。

  ↓
4.cpics2_genフォルダ内のkey.txtを開く
  ↓
5.0xFFの並びを全て選択してペースト。
 ※さっきコピーしたキー情報を上書き
  ↓
6.key.txtを上書き保存
  ↓
7.cpics2_gen.exeを実行
 ※DOS画面で起動して自動で進みます。
 ※完了するまでこちらがする事は無し。
 ※ほんの数秒で完了します。

  ↓
8.cpics2_genフォルダ内に、
 cpics2prg.hexというファイルが生成される。

このcpics2prg.hexがPICに書き込むプログラムです。


それではこのプログラムをPICに書き込みます!!
自分はXGecu TL866II PLUSを使いました。
※Xgproで書き込みます。



ICをPIC12F509に設定して、
先ほど生成されたcpics2prg.hexを書き込みます。

っとっとっと、、、

Out of Address of the device!

というエラーが出ました...
この対処法も説明書に載ってます。
※素晴らし過ぎる!!

cpics2_genフォルダ内のtemplete.hexを、
テキストエディタで開き、下から2行目の
:021FFE00EAFFF8
  ↓
:020FFE00EA0FF8
に書き換えて上書き保存。

上の7番から再度実行してcpics2prg.hexを作り直します。
※フォルダ内にcpics2prg.hexがある場合は上書きされる

再度Xgproを立ち上げて、
ICをPIC12F509に設定して、
先ほど作り直したcpics2prg.hexを開き、
[Program]で書き込みます。
※PICの向きとか挿す位置を間違えないように!!


Programming Successful!

と表示されたら書き込み成功!!

PICを取り外し、CPicS2のソケットに挿入。
※これもPICの向きに注意!!



基板上のJST NH(6ピン)のところにCPicS2を装着します。



こうなります。
※正しくハンダ付けして組んでいたらこの向きになります。

細かいところをチェックして問題無ければ、
電源を入れます...

画面が映らない...画面が真っ白...その他、
正常に動かない場合は、説明書の後半に、
ちゃんとトラブルシューティングが載っているので、
参考にして色々見なおしてみましょう。


さて...これは...ちゃんと起動するのでしょうか!?






アレ...



アレレ...



あらららら...



キャラ化け...

何回か抜き挿ししても変わらず...

ダメ元で縦画面の筐体に繋いでみたけど...



やはり...ダメでした...。


立ち上がるようにはなったので、
基板のROMとかの問題...でしょうなぁ...

残念な結果になりましたが、
CPicS2は凄いなぁと。
作った人...のすけ様...神だと思います。




 当記事を参考に作業して起きた、
 破損やケガ及びトラブルに関しては、
 当サイトは一切責任を負いません。

 くれぐれもケガに注意をして作業して下さい。

 貴重な基板を扱う作業です。

 破損なんてもっての他。

 慎重に作業し、全て自己責任でよろしくお願いします。 

 これで(ほぼ)永遠に起動可能となったCPS2タイトル。 
 のすけ様に感謝しましょう。



Thank you to のすけ様
for your full cooperation.
Thank you to NEOGEOマニアKJRSさん
for your full cooperation.
※この記事はNEOGEOマニアKJRSさんの全面協力で公開出来ました。感謝!!
※この記事をアップロードするにあたりのすけ様の承諾を(ちゃんと)得ました。


Go To Next STAGE

→ STAGE38

 -JAMMAハーネスを作ろう♪-



Return to the previous STAGE
STAGE36
   -PGMマザボ-(音声ノイズ対策) ←



筐体導入記→STAGE37 -CPS2電池レス化 CPicS2編- 211017