筐体導入記→STAGE39 -我儘多機能JAMMAコネクタ- 220310


STAGE 39
 -我儘多機能JAMMAコネクタ-
我儘な依頼が来て作りました。w


AC仲間から、これをーこであれをあーで...
という我儘なJAMMAコネクタを作ってくれ!!

という依頼が来まして...
久々に筐体関連ネタが書ける事に感謝!!
という事で引き受けました。(ぇ? そこ?
※っていうか非常に遅くなってしまい申し訳!!

その依頼内容とは...

アストロシティなどの15Khzにしか対応してない筐体で、
31Khzを表示可能にするダウンスキャンコンバーターを接続。

PAND○RA的キックハーネスの追加。

というJAMMAコネクタの製作です。

どちらも↑のリンク辿ればもう記事書いとるんよね。
でもJAMMAコネクタの中間コネクタ(アダプタ?)は初製作なので、
ちゃんとしっかり記事書きました。
※何でも良いから更新ネタ欲しかった訳じゃないぞ!!

まずは、JAMMAコネクタとエッジコネクタから弄ります。
※単純に言えばオスとメス!!

まずはエッジコネクタの導通させない箇所を削ります。

まずは映像信号の12、13、14、N、Pの5ヶ所と、
PAND○RA的キックハーネスを繋げる27とeの2ヶ所。
※リューターで慎重に削りましたよ。



そしてJAMMAコネクタとエッジコネクタをハンダ付けします。



全体的にこんな感じ。

そして必要な箇所にハンダ付けしていきます。


ハンダ付けする箇所一覧
1-2 GND(ダウンスキャンの電源と電圧測定の2本)
3-4 5V電源線(ダウンスキャンの電源と電圧測定の2本)
6 12V電源線(電圧計の電源)
12 映像信号のR(コネクタ側とエッジ側にそれぞれ2本)
13 映像信号のB(コネクタ側とエッジ側にそれぞれ2本)
14 映像信号のGND(コネクタ側とエッジ側にそれぞれ2本)
N 映像信号のG(コネクタ側とエッジ側にそれぞれ2本)
P 映像信号のSync(コネクタ側とエッジ側にそれぞれ2本)
T PAND○RA DX用ポーズボタン
25 PAND○RA用1Pボタン#D(4)
26 PAND○RA用1Pボタン#E(5)
27 PAND○RA用1Pボタン#F(6)
28 各ボタンのGND
C PAND○RA用2Pボタン#D(4)
D PAND○RA用2Pボタン#E(5)
E PAND○RA用2Pボタン#F(6)


そしてダウンスキャンコンバーターの電源SW、
15Khz/31Khz切替SW、
電圧計をまとめて入れるケースの製作。



切って切って切って...
合わせて修正して...
切って切って切って...



電圧計とダウンスキャンの電源SWがハマりました。
※録画したX年後の関係者たち セガサターン・次世代ゲーム機編
 ↑を観ながら作業したんで所々傷ついてんのは仕方ない。(ぇ?


そして穴あけたら...



男らしいトグルスイッチを固定して外観は完成♪



そして機能させるべくひたすらハンダ付け。

映像信号の束と電源系の束をまとめると、
ノイズが発生するので別々にします。



ボタン系は後回しにして映像系のチェック。



この状態でダウンスキャンの電源はOFFで、
(基板からの)15Khzの映像になります。



この状態でダウンスキャンの電源がONになり、
(VGAコネクタからの)31Khzの映像になります。
※上のトグルスイッチが映像切替
※下の四角いスイッチがダウンスキャンの電源になります。
※両方同じ方向になるように設置しました。(親切設計;;





完成しました♪

ハンダ付けしたとこがグラついて断線しそう...
なのでインシュロックで多めに固定しました。

丸まってるのは各ボタンのリード線。

ポーズボタンはこんな風にどこかに工夫して取り付けて下さい。
※コンパネ内に転がしてても良いけどね。

---ダウンスキャンコンバーターの使い方---

自サイトのここから転載。w



3つのスライドスイッチは、
ZOOM(繋ぐ基板によってONにしたりOFFにしたり。)
NTSC(日本国内だとNTSCです)
RGB(RGB接続しているので)

個体差やノイズの原因にもよるのですが、
極稀に画面にジワジワとノイズが出る事があります。
この時はMZOOMスライドスイッチを、
OFFにしたりONにしたりすると消える事があります。

MENUボタンを押すと、
画面にメニューが表示されます。



Up、Downボタンで項目選択、
Left、Rightボタンで調整出来ます。
アストロシティコンパネ内の調整を併用すれば、
細かく調整出来るはず。

UP、Down、Left、Rightボタンで、
画面表示位置も調整出来ます。

そんな訳で使い方の説明も兼ねて依頼品の製作記事でした。


あ゛っ!!





誤挿し防止のコレ挿すの忘れました...
HYSたん...間違えて挿さないでね...


 当記事を参考に作業して起きた、
 破損やケガ及びトラブルに関しては、
 当サイトは一切責任を負いません。

 くれぐれもケガに注意をして作業して下さい。
 慎重に作業し、全て自己責任でよろしくお願いします。 


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